お客様から「トイレの水道からの水漏れです」というご依頼で現場を確認に行きました。
トイレの水道管に「結露」が出ています。水道管に結露が出て、水道が漏れているように見えていましたが原因は違う場所にあります。
トイレに結露が出る原因ですが
- トイレの湿度が高い
- トイレの部品の劣化によって水が止まらない
という場合に水道管や便器横に結露が出ます。
結露というのは内側と外側の温度差があるときに湿度が高いと水道管に結露が出ます。
トイレタンクの内部金具に異常がある場合は、「水がキチンと止まらない」ということが原因で水が少量出た状態なので、水道管が冷えて結露が常時出ることがあります。この場合は便器の横にも結露が出ることがあります。
今回の結露の原因ですが、トイレタンク内部の写真ですが、トイレタンク内部の「防露材」「断熱材」が経年劣化で膨らんでいます。この膨らんだ部分がボールタップやフロートバルブに干渉して水が止まらない状態になっています。
この家に設置してある TOTO S731B型というトイレタンクですが、発売時期は1976年から2001年まで発売されていた商品です。使用年数的にはトイレ本体の交換をしても良い時期ですが、お客様の希望で「古い家なのでできるだけ予算を抑えたい」ということで修理することになりました。ボールタップとフロートバルブも一度も交換した形跡がありませんので、同時に交換することになりました。
上の写真と比較すると「防露材」「断熱材」が直線になっているのがわかると思います。この状態にしないとボールタップやフロートバルブ等の内部金具を交換してもあまり意味がない作業になってしまいます。
また他社で作業した現場で、「断熱材」「防露材」を撤去してしまう業者さんがいます。この発砲スチロールを撤去するのは簡単なのですが、防露材がなくなるとトイレタンク本体が冷えてトイレタンク全体に結露が出るようになり、トイレの床が水浸しになってしまいます。ご自分で作業する場合も「楽だから」「簡単だから」という理由で防露材を撤去するのは控えてください。
今回交換したフロートバルブとボールタップです。キチンと修理しましたのでまた15年くらいは使用できると思います。
「作業料金¥980~」「業界最安」などとインターネットで謳っている業者は、
作業後に高額な金額を請求されたというトラブルに巻き込まれることが多いようです。
作業料金¥980~などのネット広告は高校生のアルバイトを使っても金額的に作業が無理なのは、常識的に考えてわかるような金額ですから、冷静に考えてから依頼しましょう。
また戸別訪問してくる「訪問販売業者」も注意しましょう。「近くの家で作業しているのでどうですか?」「この近くで工事をしているのであいさつに来ました。ついでに点検どうですか?」等々こんなことを言ってくる業者は訪問販売業者と思われますので最初から話を聞かないのが一番良い対応と思われます。
「チラシの値段が安い業者」「訪問販売の業者」「近くに来たから無料で点検しています」こんな業者は基本的には頼まないほうが良いと思います。
「蛇口が水漏れしている。値段教えてください」
「トイレの水漏れです。値段教えてください。」
「水道局に水漏れを指摘された」
よく電話で料金の問い合わせ等ありますが、基本的には現場を見ないとわかりません。
お客様が安心してお電話できるように、「見積もり無料」「出張費無料」で対応しています。
安心してお問い合わせください
引っ越しの手続きがしたい等のご相談は札幌市水道局に直接ご相談ください。
「水道代が高くなった」水漏れ修理や水道工事、ボイラー工事、トイレ交換、水栓金具交換以外も設備関係の工事のご相談はお電話ください。
札幌市内、江別市、北広島市、石狩市の方は是非ご相談ください。
(有)アール 0120478919 札幌市 石狩市 江別市 指定給水装置工事店
弊社で工事した場合は、水道局への「漏水の申請」「漏水証明」「修繕工事の届出し」等は無料で行っています。